名もなきストレス

 

日々そんなものに晒されている、のこそが日常であって、

今現在我々が晒されているのはコロナによるあれこれストレス、だから

逆に名があるというべきなのかも知れない。

非日常、という単語は自分の中で割と『わくわくするもの』みたいな定義づけを

していた感があって、でも実際世界が未知のウイルスに晒されてみると、

SFホラーみたいなわくわくドキドキ感はない。

当たり前と言えば当たり前か、SFホラーだってモブは別にわくわくドキドキはしてない。

第三者でいられる贅沢というのが、読書の楽しみのひとつな気がする。

密室の洋館に閉じ込められてそのうちのひとりが殺人犯なミステリー大好きだけど、

リアルにそんな洋館に閉じ込められたら、まず一番最初に『わっ私はこんなところにいられない!』

とかなんとか言って崖から落ちて勝手に死ぬ気しかしない。

実際そういう空気が楽しくてリアル脱出ゲームとかにもちょいちょい行ってたけど、

一度『ものすごいリアルな廃屋で包丁持った殺人者に暗い中追いかけまわされる』

というのに参加してしまい、ガチの悲鳴を上げて同行の参加者のSANを削ってしまったことがある。

オバケン、というところのイベントだったので、興味のある方は検索されたい。

今現在はおそらく休業中だけど。

 

楽しいものから潰れていく昨今ながら、こんなのあるんだ、という軽率な好奇心だけでも保っていたい。